SDS試験 service
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SWS(スクリューウエイト貫入)試験を進化させた新しい調査方法。 低コスト、短納期で土質の推定が行えるので地盤事故を減らす技術としてさらに需要を高めています。
SDS®試験とは、地盤の土質をより正確に判断し、的確な地盤評価を支援するための試験法です。従来のSWS試験では「ジャリジャリ」などの音で土質(ローム・砂質土・粘性土・腐植土・盛土)を推定していました。これに対し、SDS®試験ではトルクなどのパラメータや地形条件、近隣ボーリングデータなどを参考に、土質の推定精度を高めることに成功しました。SDS®試験は特許技術を使用するとともに、一般財団法人ベターリビングの建設技術審査証明も取得しています。
※ボーリングによる採取試料から実施した、粒度試験による土質判別(砂・粘性土など)とSDS®試験から統計的に判別した土質との相関は85%以上の精度を持っています。
SDS®試験スクリュードライバーサウンディング試験 | SWS試験スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験 JIS A 1221) | |
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説明 |
ロッドの先端にかかる荷重、1回転の沈下量、回転トルクを計測し解析することで土質や土の強さを把握できる。またロッド周面の摩擦の影響を回避することで、その深度の土そのものの性状を把握できる。 |
ロッドの先端にかかる荷重(もしくは回転数)により土の締まり具合を測定する。 |
測定項目数 | 3成分 | 1成分 |
測定項目 | 荷重:Wsw、回転トルク:T、1回転の沈下量:σ | 荷重:Wsw(または回転数:Nsw) |
25cm毎測定点数 | 1~7点 | 1点 |
SDS®試験は、土質を判別できるので、地盤事故の低減に貢献するとともに、良質地盤で杭を打つといった過剰設計(補強工事)の低減によりコストダウンにもつながります。
液状化の影響度は、土質、土の締まり具合、地下水位の高さで判定されます。
※国土交通省都市局(宅地の液状化被害可能性判定に基づく)