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土間床修正・空隙充填工事 service

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業務を止めない傾斜・段差修正

コンクリート土間床を壊さず水平に戻します

「傾斜した」「たわんだ」「沈下した」コンクリート土間床下に膨張性のある特殊ウレタン「テラテック」を注入し、樹脂の膨張力でコンクリート土間床を押し上げて修正します。
修正はミリ単位の精度で管理。200~300㎡なら1日で施工することが可能です。

工事手順

  • STEP1

    床の傾斜を計測後、修正箇所に1円玉より小さな注入孔(直径16mm)をあける。

  • STEP2

    テラテック樹脂をコントロールしながら注入。樹脂の膨張力で床を上に押し上げる。

  • STEP3

    ミリ単位の精度で管理して床を修正。床の水平レベルを確認。

工事終了直後に大型トラックが通っても大丈夫!!

工事の特長

  • 建物・床を解体しないので静かな現場
  • 水を使わないので商品や機械を汚さない
  • 休日。夜間も工事が可能
  • 短時間で工事が終了
  • 狭い範囲でも施工が可能

工事による業務停止時間「ゼロ」の提案

これまで、コンクリート土間床の傾斜修正は新しく打ち替える工事が主流でした。でも工事は床を壊し、商品や機械を撤去後、新しい床をつくるまで業務を止めなければなりません。また施工範囲の生産力を無くし、商品や機械の移動、新しい置き場の確保なども必要になり、工事後の再設置まで含めると30日ほど業務を停止しなければなりません。テラテック工法ならこの30日間の業務停止時間を「ゼロ」にすることができます。

業務停止の要因 コンクリート打ち替え
商品や機械の撤去、移動 3日

合計30

※500m2~1000m2の打ち替え工事想定

業務停止、製造ラインの停止 20日
撤去した商品y機械の再設置、調整 5日
養生期間 2日
テラテック工法 業務停止時間0日

テラテック工法ならではの短期間工事

コンクリート土間床の傾斜

コンクリート土間床が傾斜してしまったことによる様々な問題を「業務を止めず」に解決します。

倉庫

  • 商品棚が傾きフォームリフトのツメが入らない
  • 自動搬送機が停止してしまう
  • 商品の高積みができない

工場

  • 機械の水平が取れない
  • 機械の振動が大きくなった
  • 台車が勝手に動いてしまう

店舗

  • ショッピングカートが勝手に動いてしまう
  • 商品棚がまっすぐにならない
  • お客様が自然につまずく

学校

  • 教室の机や椅子がガタガタ音をたてる
  • 体育館のドアの開閉に支障が出ている
  • 施工前
    北海道のホームセンター。写真の中央部が35cmほど下がっています。
    商品を見ている間にショッピングカードがひとりでに動いていました。
  • 施工後
    約500m2の沈下を実質19日間の夜間施工で、業務を止めることなく水平に戻しました。

コンクリート土間床にできた段差

地盤沈下によってできた段差。お客様や従業員の安全のために早急に解決します。

倉庫

  • コンクリート通路のジョイントに段差
  • 自動搬送機が停止してしまう
  • 商品の高積みができない

工場

  • ピット、機械まわりのコンクリートが沈下し、境目に段差ができた
  • 品物を運ぶ通路に段差ができ効率が落ちた
  • 台車が勝手に動いてしまう

店舗

  • 段差にお客様がつまずく危険性がある
  • ショピングカートが段差に引っかかる

病院

  • 患者さんが段差につまずく危険性がある
  • 車いすの通行が困難だ
  • 施工前
    茨城県の工場。300tあるプレス機の基礎部分と周囲のコンクリート土間床に段差が生じていました。この危険な段差の解消が第一の目的でした。
  • 施工後
    実質2日間の工事でおおよそ90mmあった段差を解消し、他エリアのコンクリート土間床のたわみも軽減しました。

コンクリート土間床下の空洞

床は傾斜していないが、床と地盤の間に隙間ができている場合があります。床の構造上、床と地盤の間にできた隙間はコンクリート土間床の耐久性を下げ、傾き、沈下、段差の原因になります。テラテック樹脂で隙間を充填し問題を解決します。

倉庫

  • フォークリフトが通るたびに大きな振動を感じる
  • コンクリート土間床にひび割れができた
  • 床から水が浸み出してきた

工場

  • 機械の振動が大きくなった
  • 製品に不具合が多くなった
  • 思い機械を設置する予定だが床下に空洞が見つかった

病院

  • ストレッチャーや配膳カートが通るたびに振動する
  • いつ床が傾斜したり沈下するか不安である

道路

  • 緊急措置が必要な空洞が見つかった
  • 路掛版が沈下し地盤との間に空洞がある
  • コンクリート床と注入した樹脂
  • 隙間を充填後の床下状況 ※コンクリート床を一部はがして撮影

地盤の強化・陥没防止

既存の建物下の地盤強化は大変難しい工事です。テラテック樹脂を地盤の中に注入し、膨張力で地盤を圧密強化します。
同時に地中にできている空洞も充填します、しかも、樹脂は地盤に浸透しないので土壌汚染の心配もありません。陥没防止に短時間で行える有効な対策です。

  • 簡易動的コーン貫入試験による施工前後の打撃比較表
  • 地耐力強化注入状況

この他、振動抑制、止水、床下の害虫対策、道路・路掛版の空洞充填などにも使用されています。

ウレタン樹脂注入工法の歴史とその技術

テラテック樹脂の施工技術

コンクリート自体に伸縮性はありません。コンクリート土間床が傾斜したりたわんだりすることでひび割れが入り、徐々に強度が落ちてきます。部分的な注入ではなく、修正範囲全体が均等なレベルになることを目的に工事をします。樹脂注入は1.5mを標準間隔としてそれぞれの現場の状況に合わせて適切な感覚を設定し、持ち上がるコンクリート土間床のレベルを広範囲にわたってミリ単位で管理します。床面水平を超えない制御技術は経験豊かなノウハウの一つです。

注入された樹脂の動き

テラテック樹脂は注入直後に膨張を始めます。

  • STEP1

    抵抗のない隙間に広がり埋める

  • STEP2

    軟らかい地盤を固める

  • STEP3

    最終的に樹脂は上方に向かいコンクリート土間床を押し上げながら膨張し、硬化する

膨張は数十秒で止まります。
樹脂の硬化時間は30分程度です。

樹脂の膨張の様子

樹脂の強さ

形成されたテラテック樹脂を規定の大きさに切りだし、圧縮に対する抵抗を調べる試験です。この試験で使用した樹脂は空気中で膨張させた無加圧の状態なので施工時より低い強度を示した数字です。その状態で樹脂は1㎡あたり19tの荷重に耐えることが証明されました。コンクリート土間床下で膨張させて樹脂は拘束圧がかかる状態で形成されるため、さらに強度が高まります。

使用樹脂/テラテック樹脂0509 ※標準沈下修正用

圧縮強度
193KN/m2

※メーカーによる室内での試験。
(試験方法 JIS A 1216,IGS 0511)

圧縮強度試験

環境汚染物質試験

目的テラテック樹脂の土壌汚染への影響を確認

テラテック工法は樹脂を土壌に直接噴出する工法です。使用している樹脂原液が土壌汚染を引き起こさないかを検査しました。その結果、土壌汚染対策法で指定されているすべての項目において試験で正確に定量できる最低濃度を下回っている(定量下限値未満である)ことが証明されました。

  • 試験期間/一般財団法人 科学物質評価研究機関 名古屋事務所
  • 仕様樹脂/テラテック樹脂 0509 ※標準沈下修正用
  • 証明書発行/2016年12月15日

テラテック樹脂は、フロンガスを発生しません。

テラテック樹脂は、生産工程においてフロンガスを発生する物質を意図的に添加・配合していません。

試験結果

物質 分析結果
トリクロロエチレン 定量下限値未満
テトラクロロエチレン 定量下限値未満
1.1.1-トリクロロエタン 定量下限値未満
四塩化炭素 定量下限値未満
ジクロロメタン 定量下限値未満
1.2-ジクロロメタン 定量下限値未満
1.1.2-トリクロロエチレン 定量下限値未満
1.1-ジクロロエチレン 定量下限値未満
シス-1.2-ジクロロエチレン 定量下限値未満
ベンゼン 定量下限値未満
1.3-ジクロロプロペン 定量下限値未満

テラテック工法は特許工法です

メインマーク株式会社が行うウレタン樹脂注入による「沈下床の修正工法」は特許工法です。

  • 特許489649 「沈下床の修正工法」
  • 特許5379877 「木造住宅の耐震補強構造と耐震補強方法」