鋼管杭工法 service
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本工法は、ストレート型細径鋼管を専用重機を用いて高圧入力で無回転または緩回転で圧入し、圧入抵抗が大きくなるにしたがい高トルクの回転を加え、所定の地盤に確実に打止める工法です。
リーダーストロークによる鉛直保持・杭振れ止めによる杭芯ずれ防止、ロングチャックにより、GLマイナス下まで貫入が可能です。
建設省低音基準に適合した全油圧回転圧入のため、打撃音や振動がありません。また排土もないため残土処理が不要で現場を清潔に保てます。
重機に併設されたオーガースクリューのアンカー的な利用により重機の自重にプラスαの高い圧入力を得ることができ、確実な施工が可能です。
デジタル荷重計測器による圧入力確認、データ値のプリントアウトにより、リアルタイムな分析・施工対応が可能です。
施工の準備に際し、近隣挨拶および交通整理、養生の特に注意します。施工前敷地全景状況を撮影します。
搬入された杭材は、枕木等を用いて荷崩れを防止します。所定の数量が確認できるように撮影した後に鋼管杭結束ロープを注意して切断します。
専用機械により杭を所定の位置に固定し鉛直性を確認します。
杭が強固な地盤に到達するまでは、無回転圧入します。
杭の継ぎ足しが必要な場合は、裏当金具をセットした後、溶接し、圧入を続けます。
強固な地盤に到達したのち、さらに回転させながら貫入させ、データを測定します。
計測されたデータを基に、支持力を確認し、杭を定着させ完了です。
スーパーNP PACK工法 | スーパーNP PACK工法eco | |
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施工前に必要な 地盤調査 |
ボーリング調査 | スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験 JIS A 1221) |
先端地盤の 種類 |
礫質土、砂質土のみ | 礫質土、砂質土、粘性土 |
施工可能杭径 | ||
先端最大N値 | 30 | 20 |
最大施工長 | ||
適用建築物 | 床面積の合計が3000m2以下の建築物 | 以下の条件(1)~(4)をすべて満たす建築物 及び2m以下の擁壁 (1)地上3階建て以下 (2)建築物高さ13m以下 (3)軒高10m以下 (4)延床面積1500m 2以下 |
第三者認証 | 国土交通大臣認定 認定番号TACP-0156,TACP-0233 |
一般財団法人 日本建築総合試験所 性能証明取得 GBRC性能証明 第12-21号 |
本工法は国土交通省大臣認定工法のスーパーNP-PACK工法と同じ鋼管材を用いて、スクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験 JIS A 1221)での設計、先端土質が粘性土での設計を可能とした工法です。
従来のスーパーNP-PACK工法では、鋼管材支持層の先端N値と土質確認のため、標準貫入試験による調査が必須で、先端地盤が砂質土、礫質土である必要がありました。本工法ではスクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験 JIS A 1221)による設計、先端土質が粘性土の場合の設計が新たに可能となりました。
従来工法では標準貫入試験が必須でしたが、本工法ではスクリューウエイト貫入試験(旧 スウェーデン式サウンディング試験 JIS A 1221)が追加され、より効率的な設計が可能になりました。先端支持力係数は従来工法と同様に他の鋼管杭工法より大幅に大きな数値です(α=360)。
従来工法では鋼管先端地盤は砂質土地盤、礫質土地盤のみでしたが、本工法では鋼管先端地盤は粘性土地盤での対応も可能となり、先端土質を問わず設計が可能となりました。
従来工法の杭径φ114.3mm、φ139.8mm、φ165.2mmに加えφ101.6mmの杭径が追加され、より効率的な設計が可能となりました。
国土交通大臣認定工法のスーパーNP-PACK工法と同一形状の鋼管を使用、同様の打ち止め管理により高品質での施工が可能です。
本工法は、ストレート型鋼管杭を専用重機を用いてまず高圧入力で無回転又は緩回転で圧入し、圧入抵抗が大きくなるにしたがい、所定の地盤に確実に貫入し打止める工法です。
杭先端の底蓋部に3枚の掘削刃を設けられており、無振動、無排土、低騒音の環境にやさしい工法です。
杭先端の底蓋部に3枚の堀削刃を設けることにより、堀削力と求心力が飛躍的に改善し、施工精度が大幅に向上しました。
ストレート杭であるため、先端や周面の地盤を乱しにくく、杭先端の閉塞効果もあって杭の支持力係数が大幅に向上しました。 (杭の先端支持力係数α=360)
専用重機1台のスムーズな施工で場内で他の設備と干渉することなく、他の工法に比べて安全性の高い工法です。
デジタル荷重計測機による圧入力確認、データ値のプリントアウトにより、リアルタイムな分析・施工対応が可能です。
鋼管杭に吊り杭芯に合わせます。
杭芯に合わせ鉛直性の確認をします。
初めに杭を無回転圧入し、次に正回転を加え圧入します。
最初の杭を貫入し終えたら、2本目以降は溶接により順次、継ぎ足し圧入します。(継ぎ足しがある場合のみ)
所定の打ち止め深さに達したら、圧入力を一定とし杭を無回転圧入し、貫入するのみ要した回転数が、試験杭から得られた目標値以上であることを確認し、打ち止め管理とします。
NSエコパイルとは、新日鐵が開発した画期的な新工法で先端に螺旋状の羽根を溶接した鋼管杭を用い、杭を回転させることで地盤を掘削し施工します。先端羽根のねじ効果で推進力を発揮することで、スムーズな貫入が可能になります。また、周面地盤を締め固める効果も得られます。
杭の回転による回転圧入工法の採用で、低騒音・低振動を実現しました。
中空構造の鋼管に螺旋状の羽根をつけた構造で、無排土施工を実現。また、逆回転で杭体を引き抜くこともでき、仮設杭としての再利用も可能です。
鋼管杭であるため大きな変形性能を持ち、地震に強い基礎がつくれます。
先端地盤の締め固め効果、羽根の拡底効果、受動抵抗力などにより、大きな鉛直支持力、引き抜き抵抗力が得られます。 また、トルクによる支持層確認も容易で、高品質な杭基礎が構築できます。
泥水・残土の処理費用が不要。 支持力が大きく杭の本数を減らすこともできることや工期の短縮により建築コストの削減ができます。