耐圧盤工事 service

耐圧盤工法とは

耐圧盤工法は地盤の圧密沈下により不同沈下を起こした建物の水平修正復旧を目的とした工事です。 この工法は、地盤の圧密沈下が終息していることが前提となり、 施工に当たっては事前に沈下測量を数回に分けて行い、 沈下が終息したことを確認するが必要があります。

工法の利点

• 居住したまま施工が可能
• 大型の資材、工具を使用しない
• 騒音、振動、埃が少ない
• 壊す箇所が少なく、補修費を節約できる

工法の手順

1. 基礎下堀削

   基礎下を堀削し、作業用スペース（H1.0m×W1.0m×L1.0m）をつくる。

   

2. 耐圧盤設置、R杭作成

   基礎下の砕石等をはつり、ブロック、鉄板、ジャッキの順に耐圧盤をセットする。

   

3. 押し固め、ジャッキアップ

   建物を反力にし、ジャッキにより押し固める。

   

4. 鋼管杭本受け

   すべての箇所を押し固め、レベルを確認しながらゆっくりジャッキアップさせる。
   レベルチェックを行い、鋼管、鉄板により本受けを行う。

   

5. モルタル充鎮、完了

   土を埋め戻し完了。